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波野「ごめんね。連続でバラエティ番組の収録入れちゃって。」


聖輝「いっいえいえ！移動しなくていいので…楽です。」


波野「あははっ、そっか。この番組の方は若手が多いから絡みやすいんじゃないかな？」


聖輝「あっ本当だ。」


波野「じゃあ涼野くん。30分経ったら挨拶回りよろしくね。」


聖輝「はっはい！」

挨拶回りか…当たり前のことをできるようにならないと…！




聖輝「失礼しました！」


バタン


聖輝「はぁ〜…緊張したぁ…」

若手の人だったとしても…初対面だから余計緊張しちゃう…

聖輝「よし、楽屋に戻ろう。」


「涼野くん。」


聖輝「あっおはようございます！」


「おはよう。今日収録よろしくね。」


聖輝「はい！よろしくお願いします！」


「いやぁ〜涼野くん。フレッシュでいいね！」


聖輝「あっありがとうございます。」


「何か困ったことあったらいつでも言ってね。」


聖輝「はい。」


「じゃあね。」


聖輝「よろしくお願いします！」


ガチャッ


波野「おかえり。挨拶ちゃんとできた？」


聖輝「はっはい！何とか…」


波野「そっか。じゃあスタジオに行こっか。」


聖輝「はっはい！」


そして、僕は今日2本目の番組収録を行った。


波野「お疲れ様。」


聖輝「お疲れ様でした。」


波野「今日の仕事はこれで以上です。」


聖輝「はぁ〜…長かったぁ…」


波野「あははっお疲れ様。でもね、もし涼野くんがレギュラー番組持ったとしたらまとめ撮りっていうのもあるんだよ？」


聖輝「まとめ撮り？」


波野「そう、1日に2週間分の放送分を撮るとかね。」


聖輝「うわっ大変ですね…それ…」


波野「うん。でも売れっ子になったらなかなかスケジュールが空かないからね、空いてる時にまとめて撮るみたいだね。」


聖輝「へぇ…」


波野「涼野くんもレギュラー番組持てるといいね。」


聖輝「レギュラー番組かぁ…」

ジャニーズ辞めるまでの間に持てるかなぁ…

波野「あっ、そうだ。さっきスタッフさんに聞いたんだけどね。」


聖輝「何ですか？」


波野「この局で嵐も収録してるんだって。」


聖輝「えっ…？！」