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Everlasting Love

第20章 はじめて



聖輝「村上くんに連絡してきてって言ったけど…僕から連絡してもいいかな…?」

すっごい心配してるフリをしながら…

〜♪♪♪


〜♪♪♪


村上『はい。』


聖輝「あっ、涼野です。あの…」


村上『あぁ、マルのことやな。』


聖輝「はっはい!あの…安田さんから連絡は…」


村上『今事情聞く為にヤスの家に向かってるところなんや。』


聖輝「あっそうなんですか?」


村上『おぅ、お前も来るか?』


聖輝「えっ…いっ…行きます!」


村上『じゃあ迎えに行くわ。』


聖輝「はっはい!待ってます!」


ピッ


聖輝「…どうしよう…行くって言っちゃった…」

でも…行かないと不自然だと思われるし…

聖輝「…ふぅ……あれ?」


ふとテーブルを見ると小さなメモがあった。


聖輝「あっ…!」


丸山『涼野くんへ。昨日は色々と迷惑かけてすみませんでした。僕はもう大丈夫です。これからメンバーに会ってきます。もちろん、涼野くんと昨夜過ごしたことは2人だけの秘密にするので、安心してください。これからはジャニーズの先輩としてよろしくお願いします。あと…美味しい朝ご飯をありがとう。僕のわがままを全部聞いてくれてありがとう。丸山より。』


聖輝「隆平くん…」

このメモを見るともう大丈夫そうだな…よかったぁ…

でも…涼野くんって呼ばれると…何か寂しいなぁ…


ピンポーン


聖輝「あっ、村上くんだ!」


僕は急いで家を出て、村上くんの車に乗ってヤスの自宅へ向かった。

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