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Everlasting Love

第21章 再び



堀口「江川さん!準備できました!」


江川「ん?どれどれ…おぉ…!!」


聖輝「……。」


江川「いやぁ…想像以上に可愛いよ!うん、よく似合ってる!」


聖輝「……。」


僕は何故か、メイド服を着ている。
江川さんに渡された衣装が黒と白の定番のメイド服で、白のニーハイソックスと黒のシューズ。おまけにスカートの丈はすごく短い。


頭にはふりふりのカチューシャを付けられ、下着もわざわざ女性用に着け変えさせられた。


聖輝「あっあの…」

何でこんな格好しなきゃいけないの…?

恥ずかしすぎるよ…!!

江川「じゃあ今から撮影始めます。涼野くん、そこのぬいぐるみ持って。」


聖輝「はっはい…」


僕は江川さんの指示を受け、写真撮影を行った。


パシャッパシャッ


江川「いいよ!もっと笑って!」


パシャッパシャッ


江川「うんうん!じゃあ次ベッドに座ろっか。」


聖輝「……。」

うぅ…やっぱり恥ずかしいよ…

でもよかった…波野さんいなくて…

パシャッパシャッ


江川「よーし、じゃあそのまま寝転んで、カメラに向かって上目遣いして!」


聖輝「はっはい…」


パシャッパシャッ


江川「いいねぇ〜最高だよ!もっと上目遣いちょうだい!」


パシャッパシャッ


江川「よし!いいものが撮れた!」


聖輝「はぁ…」

終わったかな…早く着替えたいよ…

江川「じゃあ涼野くん。」


聖輝「はっはい!」

よかった…解放される…

江川「ビデオ撮影いこっか。」


聖輝「えっ…?」

ビデオ撮影って…なんで?

どうして特集記事にビデオ撮影が必要なの…?

江川「堀口!準備しろ。」


堀口「はい!」


聖輝「えっ?あの…」


江川「大丈夫。可愛く撮ってあげるから。」


聖輝「えっ?…うわぁっ?!」


僕は堀口さんに思いっきり腕を掴まれた。


聖輝「いたっ…何する…えっ…?!」


ガチャッガチャッ


聖輝「なっ何これ…?」


僕はいつの間にかベッドの足に両手を拘束されていた。


江川「涼野くん…おめでとう…きみは今日からAVデビューするんだよ?」


聖輝「えっ…AV…?」

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