
Everlasting Love
第22章 新たな決意
聖輝「……。」
さっきの松潤…すごく冷たかった…
そりゃそうだよね…だって彼女が家に来るんだもん。
だったら…さっきの何だったの?
何で僕に好きな人を聞いたの?
何で僕の顔に手を触れたの?
何で…帰さないって言ったの…?
分からない…松潤が考えてることが全く分からない…
分からないけど…たった一つ言えることは…松潤は僕のこと好きじゃないってこと。
だって松潤には彼女がいるもん。
男の僕が彼女に勝てるわけないもん…
…やめた…
松潤に気持ち伝えるのやめた。
伝えたら絶対後悔するし…
いや…もう…松潤を好きになるのをやめよう…
これ以上好きになると松潤も僕も壊れちゃいそうだから…
僕は心の中でそう呟きながら、窓の景色を遠目でぼーっと眺めていた。
