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Everlasting Love

第23章 特番



大学が終わってから、僕は波野さんと大学の近くのオシャレな個室カフェで待ち合わせしていた。


波野「あっ涼野くん!」


聖輝「波野さん!お疲れ様です!」


波野「お疲れ様。」


聖輝「お腹空いたぁ…」


波野「はい、メニュー。」


聖輝「ありがとうございます。どれにしようかなぁ?」


波野「このパスタオススメなんだって。」


聖輝「わぁ〜美味しそ〜♡」


波野「メニュー見てるとどれも美味しそうに見えてなかなか選べないよね。」


聖輝「分かります!僕メニュー決めるのすっごく時間かかるんです…」


波野「はははっ、優柔不断なんだね。」


聖輝「はい…うーん…どれにしようかなぁ…」


波野「ふふ。」


聖輝「……よし!決めた!」


波野「あれっ意外と早いね。」


聖輝「今日はトマトクリームの気分なので!」


波野「そっか、じゃあ注文するね。」


波野さんは店員さんを呼んで、僕の分も一緒に注文してくれた。


波野「涼野くん。今日ご飯に誘ったのには理由があってね。」


聖輝「えっ?何ですか?」


波野「ちょっと仕事の相談なんだけどね…」


聖輝「仕事?」



波野「うん。実はね、お昼頃BS朝日さんから連絡があったんだ。」


聖輝「BS朝日…?」


波野「うん、簡単に言うとテレビ朝日のBS放送版って感じかな。」


聖輝「あっ、BSって何か契約しないと見られない番組ですよね?」


波野「そうそう、そのBS朝日さんからちょっと仕事を頼みたいって連絡が来てね。」


聖輝「へぇ…どんなお仕事なんですかね?」


波野「うーん…詳しいことは聞いてないんだけど…涼野くんさえ興味あったら明日話聞きに行こうかなって思ってるんだけど…どうかな?」


聖輝「BS朝日…番組出演ですかね?」


波野「多分ね。」


聖輝「波野さん…僕にできることだったらどんなお仕事もやってみたいです!」


波野「涼野くん…」


聖輝「明日オフなのでいつでも行けます。」


波野「…分かった。都合がいい時間聞いておくね。」


聖輝「はい!」


僕は明日波野さんと一緒にBS朝日に向かうことになった。

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