Everlasting Love
第4章 オーディション
桂一「いやぁ…まさか合格するとはなぁ…おめでとう!!」
聖輝「ありがとう!」
東京から帰って来て、3人に合格したことを伝えると、皆で集まってお祝いしようということになって、今日4人で光樹くんの家に集まって、パーティをしている。
光樹「オーディションしたその日に合格通知ってすごない?!」
桂一「俺もそれ思った!やっぱりすずには何か才能が見られたんやろなぁ〜」
聖輝「そっそんな!僕なんてまだまだだよ?」
光樹「で、次東京行くのはいつなん?」
聖輝「えっとね、12日!」
桂一「約一週間後やな。」
優誠「引越しは?その時はまだ向こうに住まへんの?」
聖輝「ううん、10日のお昼には東京の方に行こうかと思ってて…」
桂一「そっかぁ…引っ越すんか…」
優誠「うわっ、俺だけちゃうん?地方の大学に通うの。」
光樹「えっそうなん?桂一も東京?」
桂一「おぅ、俺はファッションデザイナーになるのが夢やからな。その専門学校に行くねん。」
光樹「へぇ…優誠は?地方って何処になるん?」
優誠「俺は愛知の方にな。将来は建築士になりたいからなぁ。」
光樹「そうなんや!2人とも夢あるんやね!」
桂一「まぁな、そういう島っちゃんは何か夢あるん?」
光樹「俺はね、裁判官。」
優誠「裁判官?何でまた?」
光樹「今でもさ…冤罪とかあるやん?裁判がちゃんと出来てないから冤罪って起こると思うねん。だから、一つでも多く真実を導くためにも裁判官という立場になって、公平に判決したいと思って。」
聖輝「僕達、なりたいって思う理由が似てるね。」
光樹「せやな。」
優誠「素晴らしいっ!!」
光樹「えっ?」
優誠「いやぁ…真実を導くために裁判官になる、うんうん!嘘とか本間にあかんよな!さすが島っちゃんやわ〜」
光樹「そうやねん!裁判の中で偽りがあったらあかんねん!」
優誠「分かるわーそれ!」
桂一「うわっ、こいつに好かれたらろくなことないわ…」
聖輝「あらら…」
光樹「いやぁそれにしても…友達がジャニーズJrって何か不思議な感じがするわ。」
桂一「俺も!いつかデビューしたら俺らトップアイドルの友達になるねんな!」
聖輝「デビューかぁ…」
優誠「どないしたん?浮かない顔して…」