
Everlasting Love
第26章 出演交渉2
相葉「よし、行こっか。」
聖輝「…あの…相葉さん…」
相葉「なに?」
聖輝「あの…もしかして…僕のこと…待ってた…いや、ありえないですよね!別の用事があ」
相葉「そうだよ。」
聖輝「えっ…?!」
相葉「あそこで涼野くんのこと待ってたの。」
聖輝「えっ…うそ…どうして…?」
相葉「ん〜やっぱり心配だから?」
聖輝「そっそんな…いつからあそこで待ってたんですか?」
相葉「22時40分くらいからかな?」
聖輝「えっ?!」
今0時25分…ヨコん家出たのが…23時40分頃だったから…
聖輝「うそ…1時間も待ってたんですか?!」
相葉「あぁ〜そうみたいだね。」
聖輝「そんな…僕なんかの為に…」
相葉「心配だからね。」
聖輝「僕…18歳ですよ?心配される年でもないし…」
相葉「18歳って言っても涼野くんまだ未成年じゃん?それに実際に絡まれてるの目の当たりにしたし…だから夜一人で出歩かせるのマジで心配なんだよね。」
聖輝「相葉さん…」
相葉「あーあ、あいつら送ってたら0時過ぎちゃったよ…」
聖輝「あの…彼女さんは…」
相葉「あぁ、ちゃんと涼野くんのこと送ってくるって言ってるから大丈夫。」
聖輝「そっそうですか…」
相葉ちゃん…疲れてるのに僕なんかの為に送り迎えしてくれるなんて…
女の子ってこういう行動にドキッてするんだろうな…
って、僕もドキッてしちゃったけど…
相葉「ねぇ、涼野くん。」
聖輝「はっはい。」
相葉「涼野くんってさ…好きな子いる?」
聖輝「えっ?!いっいませんよ!」
相葉「ふーん。」
聖輝「……。」
相葉「なーんだ、俺てっきり松潤のこと好きなんだと思ってた〜」
聖輝「えっ?!」
