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Everlasting Love

第26章 出演交渉2



相葉「あれっ図星?!」


聖輝「いっいやいや!そっそんなことないでしゅよ?!」


相葉「あひゃひゃ!噛んでるし!」


聖輝「あっいや…その……」


相葉「あははっ!涼野くんって本当分かりやすいね〜」


聖輝「そっそんなに…分かりやすいですか…?」


相葉「うん!だって涼野くんって松潤と他の人を見る目が違うんだよね〜」


聖輝「えっ…?」


相葉「何かね、松潤を見る目がめちゃくちゃ優しいんだよね!だから松潤のこと好きなんだろうなぁ〜って気づいちゃった!」


聖輝「はっはぁ…」

僕…そんなに分かりやすいのかな…

相葉「ねぇ、告白しないの?」


聖輝「ふぇっ?!なっ何言ってるんですか?!」


相葉「だってさ、気持ち伝えずにそのままにしておくのって嫌じゃない?」


聖輝「いやっ…僕…松本さんのことは…諦めましたので…」


相葉「えっ?!何で?!」


聖輝「何でって…好きって言ったら気持ち悪いって言われそうですし…」


相葉「え〜?松潤そんなこと絶対言わないよ?」


聖輝「でっ…でも…」


相葉「そりゃあ、松潤は男だし彼女もいるよ?でもさ、松潤優しいから涼野くんの気持ち絶対に受け止めてくれると思うんだよね。」


相葉「勿体無いよ!好きだって気持ち封印するのって…だって苦しくない?好きなのにその気持ち伝えずにずーっと心の中に閉じ込めるのって…」


聖輝「うっうーん…」


相葉「俺が涼野くんの立ち場だったら絶対告白する!相手に気持ち伝えるだけでも全然違うもん!それに好きって言われて気持ち悪いって思う人なんていないって!」


聖輝「でも…男が男に告白なんて…」


相葉「それをどう捉えるかは人それぞれだけど…松潤は違う!ちゃんと気持ち受け止めてくれるから!そこは俺が保証する!」


相葉「だからさ、勇気出して気持ち伝えてみなよ!一言でもいいからさ…好きって…伝えてほしいな…」


聖輝「相葉さん…」


相葉「…あっごめん!何か勝手に一人で熱くなってた!」


聖輝「…いえ…」


相葉「でも…松潤に対する気持ち…もう一度考えてほしいなぁ…」


聖輝「……。」

松潤に対する気持ち…かぁ…

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