Everlasting Love
第4章 オーディション
光樹「ちょっ待って!松潤って…嵐の…松本潤…?」
聖輝「そう!あの松潤!」
優誠「すず!俺は嘘は嫌いや!いくら何でも松潤に会ったなんて…」
聖輝「松潤とおしゃべりしたんだぁ〜」
桂一「うっそぉ?!何しゃべったん?!」
聖輝「いつか一緒に仕事ができる日を楽しみにしてるって言われちゃった。」
光樹「えっ?何で急に?」
聖輝「あのね、僕がトイレから出てきて曲がり角を曲がった時に、人とぶつかっちゃって…で、その人が松潤だったの。」
桂一「うわっ運命の出会いってやつやん。」
聖輝「それでね、僕がオーディションを受けるって分かった時にね…頑張ってねって言ってくれたんだ。」
光樹「へぇ…」
聖輝「いやぁ普通はさ、僕みたいな年齢の子がジャニーズのオーディション受けるって分かったらえっ?って顔するよね?」
桂一「まぁ…」
聖輝「ねっ?でもね…松潤はね…すっごく優しい顔をして…頑張ってねって言ってくれたんだ…はぁ…あの時の松潤…本当にカッコよかったなぁ…」
優誠「あはははっ!!」
光樹「えっ?何で急に笑ったん?」
聖輝「なっなに?僕変なこと言った?」
優誠「あのなぁすず。それはきっと松潤はお前のこと中学生って思ったからやで?」
聖輝「えっ?」
優誠「だってこんな中学生そこらへんにたくさんおるもん!とても18歳には見えへんし。」
桂一「言われてみれば…そうかもしれへんな。」
光樹「なるほど、松潤は最初から聖輝のこと中学生やと思ってそう言ったってことか。」
聖輝「……。」
優誠「あっ、頑張ったら小学生いけるかも。」
聖輝「しょっ…?!もぉっ!!優誠なんか大嫌い!!」
光樹「おい優誠!言い過ぎやろ!」
優誠「あはははっ!からかいがあるわぁ〜」
桂一「ハァ…」
聖輝「ふんだ!」
優誠「ごめんごめん!あとでチョコ買ったるから許して!」
聖輝「許す〜♡」
光樹「うわっ単純すぎるわ…」
桂一「それが涼野聖輝やねん。」
僕達はこの後もわいわい騒いだ。
1時間後、近所の人からうるさいと苦情が入った。