
Everlasting Love
第28章 彼との同居生活
聖輝「んっ…」
朝か……
あれっ?僕どうして手繋いで…
そっか…昨日から翔くんと一緒に住んでるんだった…
聖輝「ん〜…学校行かないと…」
僕はまだ寝ている翔くんを起こさないように繋いだ手をそっと離し、ベッドから出た。
聖輝「えっと…朝ご飯作っておかないと…」
冷蔵庫には…卵…ハム…
聖輝「あとは…食パン…よし、サンドイッチ作っとこ。」
僕は翔くんの朝ご飯を作った。
聖輝「えっと…あとすることは…あっ!」
念のために合鍵渡しておいた方がいいかな?
僕はメモにこう書き記した。
聖輝『おはようございます。大学に行ってきます。サンドイッチ作っていますので、お腹空いたら食べてください。あと、念のために合鍵を渡しておきます。もし何か不便なこととかあったらLINEに連絡してきてください。涼野聖輝より。』
聖輝「…よし!メモも書いたし…行こう。」
僕は物音を立てないように静かに家を出た。
