
Everlasting Love
第28章 彼との同居生活
僕は今日、必修科目担当の先生に出席代わりの課題について呼び出されていた。
「では、これが欠席分の課題です。」
聖輝「はい、ありがとうございます。」
「それにしてもすごいね、テレビじゃ大活躍だね!」
聖輝「いっいえいえ!僕なんてまだまだですよ?」
「いやいや、私の娘も涼野くんの大ファンでテレビ番組入念にチェックしているんだよ。」
聖輝「へぇ…そうなんですか。」
「大学と仕事、大変だろうけど頑張ってね。応援してるよ。」
聖輝「はい!ありがとうございます!では、失礼しました!」
僕は先生の研究室を出た。
聖輝「課題かぁ…簡単なレポートでよかった…」
大和「あれ?涼ちゃん?」
聖輝「あっ!南くん!」
大和「何してるの?」
聖輝「あのね、先生に必修科目の出席代わりの課題もらいに行ってたの。」
大和「あぁ、なるほど。」
聖輝「南くんは部活?」
大和「うん。」
聖輝「じゃあ光樹くんも…」
大和「あぁ、あいつは今日来てないんだよね。」
聖輝「えっ?体調でも崩したのかな…」
大和「いや、昨日のバイトの疲れで練習休むって。」
聖輝「えぇ?もぉ…光樹くんったら…」
大和「あははっどうせ酒飲んで酔っ払って死んでると思うぜ?」
聖輝「おっお酒?!光樹くん未成年なのに…」
大和「まぁ、BARで働いてるからな…酒の付き合いってもんがあるんだろ。」
聖輝「ハァ…まったく…」
大和「おっ、そろそろ戻らないと。じゃあまたね!」
聖輝「うん!練習頑張ってね!」
大和「ありがとう!」
聖輝「…南くん…頑張ってるなぁ…」
