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聖輝「よし！絶対勝ちますからね！」


櫻井「……。」


聖輝「あっ！勝ったら負けた人に命令できるってやつやりませんか？」


櫻井「……。」


聖輝「あの、もし櫻井さんが勝ったら…この紙に僕にしてほしいことを書いてください！」


櫻井「……コク…」


聖輝「よーし！何してもらおっかな〜。」


櫻井「……。」


僕と翔くんの勝負が始まった。


聖輝「やった！スターだ！」


櫻井「……。」


聖輝「おっと！バナナ危ないなぁ…」


聖輝「きゃあ？！カミナリやられた…」


櫻井「……。」


聖輝「えへへ、僕このまま1位でゴールしちゃいますよ？」


櫻井「……。」


聖輝「よし！あと少しでゴール…あれ？あの青いのってまさか…」


櫻井「……。」


聖輝「いや…やめて…きゃあ？！」


櫻井「……。」


聖輝「えっうそ？！櫻井さんゴールしちゃった！！」


僕がトゲゾーをくらってる間に、翔くんが1位でゴールしていた。


聖輝「そっそんなぁ…もぉ…このトゲゾー本当にやだぁ…」


櫻井「……。」


聖輝「…でも、勝負は勝負ですよね。櫻井さんが勝ったので、紙に命令書いてください。」


櫻井「……。」


翔くんはペンを手に取って何かを書き始めた。


聖輝「……。」

どんな命令するんだろう…

櫻井「……。」


聖輝「書けました？」


櫻井「……。」


聖輝「えっと…どれどれ…」


紙には『名前で呼んでほしい。』と書かれていた。