Everlasting Love
第2章 青春の終わり
〜聖輝side〜
聖輝「やめてっ!!」
僕はそう叫びながらベッドから起き上がった。
聖輝「ハァ…ハァ…ハァ…夢か…」
最近同じような夢をよく見る。
あの子の言葉が頭から離れない…
聖輝「…うっ…うぅ…」
夢の内容を思い出すと涙が流れてくる…
どうしてあんな酷いことを言うの…?
聖輝「うぅ…僕だって…好きでこんな顔に生まれたわけじゃないのに…!!」
自分の髪の毛をくしゃくしゃにしながらそう訴える。
あの夢を見るようになってから、僕は自己嫌悪になっていた。
母親「まさきー!起きなさい!学校遅れるわよー!」
1階からお母さんの声が響いた。
聖輝「…グスッ…はぁい!」
僕は涙を拭いて、部屋を出た。