無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

光樹『あぁ…そりゃまた災難やったな。』


聖輝「もうね、神戸とは比べものにならないくらいたくさん人がいたんだよ！」


光樹『あれが普通なんやろな、東京にとっては。』


聖輝「うわぁ…毎日あの光景見ると思うと…」


光景『ハァ…俺も時期そっちに引っ越すからなぁ…』


聖輝「慣れるのに時間がかかるね…」


光樹『そうやなぁ…あっ。卒業旅行どうする？』


聖輝「あっ！ごめんね…忘れてた…」


光樹『いやいや、ええよ。色々あったしな。』


聖輝「本当にごめんね！えっと…どうしよう…」


光樹『そうやなぁ…3月中はやめとくか。』


聖輝「えっ？どうして？」


光樹『だって、明日からジャニーズJrの活動が始まるんやろ？それに大学に向けての課題や準備もあるし…だから3月は忙しくなるんちゃうかなって思って…』


聖輝「ぼっ僕全然大丈夫だよ？」


光樹『いや、無理させたくないねん。ジャニーズJrがどんな活動するか分からへんけど…でも、お前には時間に余裕を持ってほしい。』


聖輝「光樹くん…」


光樹『まぁ、4月以降に行くなら卒業旅行とは言わへんけどな。』


聖輝「あははっ、そうだね。」


光樹『…そっかぁ…明日からか…』


聖輝「うん…何のレッスンから始まるんだろう…」


光樹『どうなんやろ…』


聖輝「あぁ…ドキドキしてきた…」


光樹『頑張れよ、聖輝。』


聖輝「うん！ありがとう、光樹くん。」

明日から僕はジャニーズJrになるんだ…
弁護士になる夢は捨てられないから、早い時期に辞める形になってしまうけど…
それでも限られた時間の中で、僕は自己嫌悪の性格を直すことを決めた。

そのためにも…精一杯頑張らないと…！！