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Everlasting Love

第33章 浪花の黒色さんのお誕生日会



渋谷「俺らだって…お前と同じ気持ちや!でもな…あいつ…言ってたんや…どんなことがあっても…お前の誕生日会だけは…無駄にしたくないって…!!」


丸山「信ちゃん…この誕生日会…一番張り切ってたもんな…ヨコをびっくりさせて…喜ばせるんやって…」


錦戸「村上くん…横山くんのために…いっぱい頑張ってたで…?」


横山「…ヒナ…」


「…これから事務所に行ってきます。連絡が済んで落ち着いた頃、もう一度伺います。」


横山「…分かった…」


聖輝「…横山さん…」


横山「……。」


大倉「…とりあえず…ご飯だけでも食べよ?」


横山「…うん…」


俺はヒナの死が受け入れられなかった。

嘘であってほしいと思ってんけど…メンバー全員が涙流して…普段泣くこともないマネージャーさえも泣いてた…

ヒナ…何で今日やねん…

何で俺の誕生日会やってる時に…!!


安田「…えっと…シャンパン開ける?」


錦戸「せやな、せっかくやし…開けよか。」


丸山「ヨコ…ミートパイどれだけ食べれる?」


横山「…あぁ…それくらいでええよ…」


聖輝「横山さん…パン…いりますか?」


横山「…うん…ありがとう…」


大倉「…よっよし!信ちゃんの分も…楽しも!なっ?」


渋谷「せっせやな!せっかくの誕生日会やねんから…楽しまなあかんな!」


横山「……。」


錦戸「じゃっじゃあ…乾杯の挨拶…すばるくん…」


渋谷「おっ俺か?!」


安田「信ちゃんおらへんから…」


渋谷「…ゴホン。えっと、今日は一日遅れのヨコの誕生日会ってことで!一人足りひんけど…精一杯盛り上がって楽しむぞ!!カンパーイ!!」


「「「「「「乾杯!」」」」」」

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