
Everlasting Love
第33章 浪花の黒色さんのお誕生日会
横山「……。」
あかん…みんな俺を楽しませようと無理に笑ってはしゃいでくれてる…
ありがたいけど…やっぱり俺…受け入れられへん…
聖輝「ん〜このミートパイ美味し〜♡」
大倉「やろ?!俺頑張ったし!」
安田「あっ!このスープも美味しい!」
錦戸「このパスタも美味い!」
渋谷「大倉!やるやないか!」
大倉「やろ!もっと褒めて褒めて!」
丸山「偉いぞ〜たっちょん!」
横山「……。」
大倉「…ヨコ?ご飯…美味しくない…?」
横山「えっ?あっいや…めっちゃ美味いな、これ!」
大倉「よかったぁ〜!」
聖輝「おかわり!」
渋谷「俺も!」
錦戸「いや、自分で入れろや。」
聖輝「えぇ〜錦戸さん入れてくださいよ〜」
渋谷「なぁなぁ、俺の分も頼むわ!」
錦戸「…はい。はい。」
聖輝「えぇ?!こんなちょっとだけ?!」
渋谷「お前…いつからケチになったんや?!」
錦戸「うるさい!欲しい分だけ自分で入れろ!」
安田「あははっ!今の信ちゃんそっくり〜!」
横山「…ヒナ…」
安田「あっ…」
丸山「…しっ信ちゃんの分もさ、楽しもうよ!ねっ?」
横山「…うん…」
聖輝「あっ!僕ケーキ食べたーい♡」
大倉「ケーキ出す?」
丸山「出そ出そ!」
渋谷「ほら!ヨコケーキ好きやろ!なっ?」
横山「…せやな。うん、食べる。」
錦戸「じゃあ出すからその辺片付けてくれる?」
安田「了解。」
せっかくの誕生日会やから…楽しまなな。
横山「…よっしゃ!ケーキや!」
丸山「このケーキな、ヨコの為に亮ちゃんの知り合いのパティシエさんに作ってもらってん。」
横山「えっ?!マジで?!」
大倉「そうやねん!すごいやろ?!」
横山「うわぁ…俺の為にここまでしてくれるなんて…」
錦戸「はい、お皿。」
丸山「はいはーい。」
安田「はーい、ケーキ置くよ〜」
渋谷「なぁなぁ、どんなケーキなんやろな?」
横山「プロが作ってくれたケーキやろ?めっちゃ楽しみ!」
大倉「ヨコ!開けてみて?」
横山「ええん?」
渋谷「何言ってんねん!お前が主役やねんから!」
横山「おう、じゃあ…オープン!」
俺はケーキの箱を開けた。
横山「……えっ…?」
