
Everlasting Love
第33章 浪花の黒色さんのお誕生日会
僕達は村上くんのマネージャーにそれぞれ自宅まで送ってもらっていた。
次々とメンバーが降りて行き、車内には僕と村上くんとマネージャーさんの3人になった。
聖輝「すみません…こんな遅い時間に送ってもらう形になってしまって…」
「あぁ、いいんですよ。楽しかった?」
聖輝「はい!楽しかったです!」
村上「お前明日は?」
聖輝「明日は大学だけですね。」
村上「はぁ〜よう大学なんか行くなぁ…」
聖輝「僕弁護士目指してるので。」
村上「べっ?!お前…そんなに賢いんか?」
聖輝「賢いっていうか…まぁまぁ。」
村上「へぇ…こんなあほ面やのに賢いんか…」
聖輝「ちょっと!あほ面って何ですか?!」
村上「あほ面やんけ。」
聖輝「あほ面なんて初めて言われましたよ!」
村上「あっそうなん。へぇ〜」
聖輝「ちょっ!僕に興味なさすぎじゃないですか?」
村上「何でお前に興味持たなあかんねん。」
聖輝「ぶぅー!…おに…」
村上「あっ?お前鬼言ったな?」
聖輝「いっ言ってません!!」
「あはははっ!仲良しなんですね〜」
村上「はぁ?ちゃうわ!こいつ後輩のくせに俺に失礼なことばっかりすんねん!」
聖輝「んふふ〜本当は僕のこと好きなくせに〜♡」
村上「お前…精神科行くか?」
聖輝「えぇ?!僕そこまでヤバくないですよ?!」
「あはははっ!!」
村上「…あっ、着いたで。」
聖輝「あっ、今日はありがとうございました!」
「身体に気をつけてね。」
聖輝「はい、おやすみなさい。」
村上「じゃあな。」
僕は車を降りて家に帰った。
