
Everlasting Love
第34章 想い人
聖輝「……。」
渋谷「どないしたん?」
聖輝「いや…さっきの相葉さん…すごい顔してたから…」
渋谷「あぁ…何かガタガタ震えとったな…」
松潤のスマホをいじった理由を聞いた時…僕は普段明るく元気なイメージから想像できない位恐ろしく青ざめた顔をした相葉ちゃんを見た。
一瞬過呼吸になるくらい…気持ちが動転していたんだろう…
聖輝「相葉さん…何に怯えてるんでしょうか…?」
渋谷「さぁな…でも…何か殺されるって言っとったな…」
聖輝「はっはい…」
渋谷「…分からん!あんまり深く考えん方がええかもな。」
聖輝「そっそうですね…」
相葉ちゃんのこと…すごく心配だけど…あれは触れてはいけないような気がする…
渋谷「おっ、あれお前の家か?」
聖輝「あっはい、そうです。」
渋谷「ふわぁ…眠なってきたわ…」
聖輝「あっあの…居眠り運転に気をつけてくださいね?」
渋谷「大丈夫や!万が一のために常にメガシャキストックしとるから!」
聖輝「おぉ!さっすが渋谷さん!」
渋谷「わはははっ!」
聖輝「今日は本当にありがとうございました。」
渋谷「おう、また連絡するわ!」
聖輝「はい!おやすみなさい。」
渋谷「おやすみ〜」
僕はすばるくんの車を降りて家に向かった。
聖輝「明日…家に松潤が来るんだ…」
うわぁ…もう既にドキドキしてる…
聖輝「話したいことって…何だろう…」
僕は明日のことが気になってなかなか眠りにつけなかった。
