
Everlasting Love
第34章 想い人
次の日。
この日はテレビ朝日で音楽番組の収録を行った。
波野「涼野くん。お疲れ様でした。」
聖輝「はい、お疲れ様でした!」
波野「歌歌うの久々だったんじゃない?」
聖輝「はい…めちゃくちゃ緊張しました!」
波野「そっかそっか。」
聖輝「でも…この世界に入ると…歌を歌うのって気持ちいいですね。」
波野「そっか、そう思えるようになってよかったね。」
聖輝「はい!」
波野「じゃあ帰ろっか。」
僕は波野さんに家まで送ってもらった。
聖輝「……。」
家に帰ると、僕はそわそわしていた。
聖輝「あぁ…松潤…」
やばい…めちゃくちゃ緊張する…!!
それに手汗がやばい…
聖輝「……。」
ゔぅ…緊張でお腹痛くなってきた…
聖輝「…はぁ…」
どっどうしよう…上手くしゃべれるかなぁ…
聖輝「……。」
ピンポーン
聖輝「きっ来た…!!」
僕はモニターで松潤が来たことを確認して、オートロックを解除した。
聖輝「あぁ…どうしよう…!!」
松潤が来る…来るんだ…
聖輝「はぁ…落ち着け…落ち着け…!!」
深呼吸して…落ち着くんだ…
聖輝「…すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…」
ピンポーン
聖輝「?!」
きっ来た…
僕はゆっくりドアを開けた。
