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Everlasting Love

第34章 想い人



松本「こんばんわ。」


聖輝「こっこんばんわ…」


松本「上がってもいい?」


聖輝「あっはい…どうぞ…」


松本「お邪魔します。」


聖輝「……。」

久々に間近で見ると…やっぱりカッコいいなぁ…

聖輝「……。」


松本「あっ、涼野くん。はい、これ。」


聖輝「えっ?」


松本「チョコレート、好きだったよね?」


聖輝「えっ?!」


袋にはGODIVAと書かれていた。


聖輝「ごっ…GODIVA?!」


松本「たまたま仕事先の近くにお店があったから。」


聖輝「ちょっ…えぇ?!めちゃくちゃ高級品じゃないですか!!」


松本「まぁ、久しぶりに涼野くんと会うってことで。」


聖輝「えっ…ほっ本当に貰っていいんですか…?」


松本「もちろん。」


聖輝「わぁ…ありがとうございます!!」

GODIVAのチョコレートに出逢えるなんて…!!

松潤…ありがとう!!

松本「…あれ?これ…」


僕は松潤の為にオムライスを作っていた。


聖輝「あっ…あの…松本さんご飯食べたのかなぁって思って…」


松本「わざわざ作って待っててくれたの?」


聖輝「はっはい…」


松本「うわぁ…ありがとう!俺さ、今結構お腹空いてるんだよね。」


聖輝「あっ本当ですか?じゃあ一緒に食べましょう!」


松本「うん、ありがとう。」


聖輝「あっ…松本さんって…料理するんですよね?お口に合うかどうか…」


松本「涼野くん。料理は愛情が一番だよ?」


聖輝「えっ?」


松本「相手のために作るっていう気持ちが大切なんだよ?」


聖輝「松本さん…」


松本「へぇ…上手に作ってるね。」


聖輝「いっいやいや、そんなこと…」


松本「ふふ。じゃあ、いただきます。」


聖輝「はっはい!」


松本「…ぱくっ…」


聖輝「どっどうですか…?」

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