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Everlasting Love

第35章 消毒



聖輝「なっなな、何でそんなこといっ言うの?!」


光樹「お前…ちょっとは平然を装えよ!」


聖輝「ゔっ…」


光樹「…ハァ…お前と一緒におって3年やで?お前がどういう状態か見れば分かるっちゅーねん。」


聖輝「光樹くん…」


光樹「…俺さ、お前が悲しんでる顔も見たくないねん。それに、お前が悲しい顔しとったら俺も辛いし。」


光樹「せやから…俺のこと…頼ってくれよ…」


聖輝「光樹くん…」


光樹「…で?何があったん?」


聖輝「あっあのね…僕……」


光樹「うん…」


聖輝「…松潤に…振られちゃったの…」


光樹「…えっ?」


聖輝「……。」


光樹「えっ振られたって…はっ?!告ったってこと?!」


聖輝「いやっその…何て言ったらいいんだろう…」


光樹「いやっ…あの…できるだけ分かりやすく説明して頂けないでしょうか…?」


聖輝「うっうん…あのね…」


聖輝「僕…ここしばらく松潤と連絡が取れなくて…その時松潤に嫌われてるんだって思ってた。」


聖輝「それで、この間やっと連絡が取れて一昨日久々に松潤と会ったの。僕も話したいことあったし…」


聖輝「松潤はね…僕には人を惑わす力…つまり人の理性を失わせる力があるって言ってたの…」


光樹「人の理性を失わせる力…?何それ…」


聖輝「うん…松潤が言うには…僕の魅力によって人が変わっていくらしくて…」


聖輝「ストーカーに走った人達も…元々はめちゃくちゃ仕事ができる人達だったから…もしかしたら僕のせいで狂ったんじゃないかって…」


光樹「いやいや、そんなんお前のせいちゃうって!そいつらがクズなだけやろ?」


聖輝「…嵐も…変わったんだって…」


光樹「えっ…?」

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