
Everlasting Love
第35章 消毒
光樹「…まっまぁ、えっと…話どこまで進んでたっけ?」
聖輝「えっとね…人見知りの大野くんと僕がこういうことしてたってこと…松潤にバレてたんだ…」
光樹「えっ?!松潤知っとったん?!」
聖輝「うん…ストールで隠してたキスマークに気づいたみたいで…」
光樹「うわぁ…松潤すげぇ…」
聖輝「あの大野くんでさえも…こんなことさせてしまう僕が…怖いんだって…」
光樹「なるほどな…」
聖輝「ニノはね、いつも通りなんだって。でもね…ニノも僕と関わることで何か変わってしまうんじゃないかって…恐れてた…」
光樹「うーん…ニノねぇ…」
聖輝「…僕ね…相葉ちゃんに迷惑かけてた…」
光樹「えっ?」
聖輝「…チャラ男に絡まれてた時…相葉ちゃんに助けてもらって…そこから僕達は仲良くなった。」
聖輝「でもね…相葉ちゃん…僕のことすごく心配するようになったって…松潤から聞いたの…」
聖輝「この間ね、関ジャニ∞のメンバーとヨコの家で集まってた時…相葉ちゃん僕のこと迎えに来てくれたの。」
光樹「相葉ちゃんが?」
聖輝「うん…その日初めてヨコの家に行ったから…最初場所が分からなくて…とっさに相葉ちゃんに連絡したら…仕事帰りに僕の家まで来てくれてヨコの家まで送ってくれたの。」
聖輝「それから23時半頃にヨコの家出たらね…相葉ちゃんが待っててくれてたの…」
光樹「えっ?それって家に帰らずずっと待ってたってこと?」
聖輝「ううん、一回家帰ってから…」
光樹「うわっ…カッコええなぁ…」
聖輝「僕もね、カッコいいなぁって思ってたんだけど…次の日ね…早朝からドラマの撮影があったみたいで…」
聖輝「寝ないで仕事場に向かったって…」
光樹「えっ…嘘やろ…?」
聖輝「それから…体調崩したらしくて…スタッフさんや共演者に迷惑かけたって…泣きながら松潤に電話してたんだって…」
光樹「うわっ…マジかよ…」
聖輝「僕…相葉ちゃんのこと…何も考えてなかった…あんなに苦しめてたなんて…思ってもみなかった…」
光樹「聖輝…」
