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渋谷「ん？それ何や？」


聖輝「これですか？これ、昨日ロケ先で貰ったものなんですけど、渋谷さんへのお土産です！」


渋谷「お土産？！おぉ、ありがとう！」


聖輝「えへへっこれとっても美味しかったんですよ♡」


渋谷「何や？焼きそばか？！」


聖輝「焼きそばって！これはですね…何と！和菓子です！」


渋谷「和菓子？」


聖輝「はい！創業120年の老舗のみたらし団子です！」


渋谷「みたらし団子…」


聖輝「はい！甘くてとーっても美味しいんですよ♡」


渋谷「……。」


聖輝「あれ？どうしたんですか？」


渋谷「…和菓子…あんま好きちゃうねん…」


聖輝「えっ？！」


渋谷「いやっ…甘いもんあんま食べへんから…」


聖輝「えぇっ？！渋谷さんも甘い物嫌いなんですか？！」


渋谷「嫌いって訳ちゃうねんけどな…」


聖輝「えぇ…そうなんだ…」


渋谷「すっすまんな…」


聖輝「ゔぅ…せっかく持って来たのに…！！」


渋谷「なっ？！…あっあぁ！それみたらし団子やろ？！俺それだけは昔から大好きやねん！！」


聖輝「ぐすっ…！！」


渋谷「？！おっ俺な、最近みたらし団子食べたいなーってずっと思っててん！ちょうどよかったわ！ありがとう！」


聖輝「…ぐすっ…ひゃい…」


渋谷「おっおぉ！見ろ！あのお店や！腹減ったなぁ〜早よ入ろ！」


聖輝「……はい…」

すばるくん…無理に僕に合わせてくれてる…

和菓子…本当に人気ないなぁ…

すっごく美味しいのに…