無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

次の日。


今日は久々にBS朝日の会議室に来ていた。


聖輝「ゔぅ…緊張する…！！」


波野「大丈夫、落ち着いて。」


この日、初めて特番の打ち合わせをする。


そう、出演者の顔合わせの日でもある。


聖輝「あぁ…曽川さん誰をキャスティングしたんだろう…」


波野「関ジャニ∞は決まってるでしょ？だったら…あとはせいぜい2名か…」


聖輝「はっ？！どっどうしよう…もし大御所さんが来たら…！！」


波野「涼野くん、それはさすがにないと思うよ。」


聖輝「そっそうですかね…？」


波野「だって涼野くんの特番だよ？新米がメインの番組にわざわざ大御所呼ぶかなぁ？」


聖輝「たっ確かに…」


波野「それに、涼野くんが絡みやすい人達をキャスティングしてくれてると思うよ？」


聖輝「僕が絡みやすい人達…」


波野「若手による番組だって思えばいいんじゃないかな？」


聖輝「なるほど…」


コンコンッ ガチャッ


曽川「おはよ〜」


聖輝「おっおはようございます！」


波野「おはようございます、曽川さん。」


曽川「いやぁ〜涼野くん、いよいよ顔合わせだね。」


聖輝「はっはい…緊張します…！！」


曽川「そっかそっか、でも大丈夫。涼野くんでも絡めるようなキャスティングにしてあるから。」


聖輝「はっはい…」


波野「じゃあ俺、一回会社の方に戻るね。」


聖輝「はい、分かりました。」


波野「終わったら連絡してね、じゃあよろしくお願いします。」


曽川「はいよ！」


波野さんは一度会社の方に戻った。