
Everlasting Love
第8章 入学式
ぼっ僕ってば…急に何言ってるんだろ!
相葉ちゃんもキョトンって顔してるし…迷惑だって分かってるのに…
聖輝「あっあの!ごめんなさい!僕ったら急に…」
うわぁ…恥ずかしくて相葉ちゃんの顔見れないよ…
相葉「涼野くん。」
聖輝「……。」
相葉「ありがとう。でも…夜遅いから遠慮しておくね。」
聖輝「はっはい…」
そりゃそうだよね…初対面でいきなり自宅に招くって…怪しすぎるもんね…
相葉「でも…その代わりにさ、連絡先教えてくれない?」
聖輝「えっ?」
相葉「何かさ、心配なんだよね。もしもの時の為にと、今日ここで会った記念?みたいな!」
聖輝「おっ教えて…くれるんですか…?」
相葉「もちろん!」
聖輝「はっはい!」
僕はその場で相葉ちゃんと連絡先を交換した。
相葉「ありがとう!じゃあまたね!」
聖輝「はっはい!ありがとうございました!」
僕は相葉ちゃんの姿が見えなくなるまで手を振った。
やばい…やばすぎるよ…!!
僕…ついに芸能人の連絡先ゲットしたんだ…!!
聖輝「こっこんな奇跡…あるんだ…」
僕は相葉ちゃんのLINEのアイコンを見つめていた。
相葉ちゃんは、テレビで見ると明るく元気で、周りからいじられて…おバカキャラ?みたいなイメージがあった。
チャラ男から助けてくれた時、あんなクールな一面があるとは思わなかった…おまけに男前だったし…
聖輝「カッコよかったなぁ…」
松潤といい相葉ちゃんといい…嵐ってカッコよすぎる…
聖輝「はぁ…僕もああいう人達になりたいなぁ…」
〜♪♪
聖輝「あっ…!!」
あっ相葉ちゃんからだ…!
