無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　ラスト、恋もここから動き出すのです。けど、決して美羽には好きとは言わせません。なんか一気に白けちゃうかなって。

それに、美羽の恋って、そんなに軽いものじゃないし、好きは、ドキドキきゅんきゅんするものだと彼女は思っています。だから、隣にいて安心するとか…そういうものは、恋だと思っていません。

でも、間違いなく、辛さや過ちを乗り越えた二人なら幸せになることでしょう。で、もっと気づいた時は、好きも恋も超越して、“下心の恋”の「好き」じゃなく、“真心の愛”の「愛してる」なんです。この二人の場合は。