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「変態、消え失せろ。」

第3章 「変態って女子の敵だ。」



「っはぁ……はぁ」

「ダメだよ、未琴。
変態君の前でそんな声出したら」

「そーそ、オレ、狼になっちゃうかもよ~?」


私は、にじりにじりと近寄ってくる彼らに、天誅(天に変わって罰する事)を食らわせた。

バシン!、バシン! と続けて良い音がする。

「……つーかお前らのせいだからな?!
そして絢君。キャラ崩壊してるから」


注意すると、また彼らは正座の体制に戻る。

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