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Love Wonderland

第3章 初体験

こうなったら酒に手を借りようと思って、缶ビールを一気に飲み干す。


不思議そうな顔のニノにもビールを飲ませた。


「ニノちゃん、キス。」


「ん…」


始めは触れ合うだけだったキスが、だんだん深くなってくる。


「…んっ…んん…っ…」


「ん…はぁ…っ」


いつもならここでおしまいだけど、今日こそは。


ニノを床に組み敷いて、見下ろす。


「ニノは、俺と…シたいって思わないの…?」


「…へ?」


「いつもキスでおしまい。ニノはそれで満足?」


「相葉さ…」


「俺はその先もしたいよ?でも、ニノがどう思ってるか分かんないから、言い出せなかった。」


「相葉さん、ちょ、ちょっと待って…」


「ん?」


ニノがなにやらごもごも口を開けたり閉じたりしている。


「お…俺だって…シたかった…」


「…え?」


「だーかーら!早く…続きしろよ…」


ニノはぎゅっと目をつむって、そっぽを向いてしまった。


…って…


かわいすぎる…

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