無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

横を向いたニノの頬っぺたを手で挟んで、無理矢理目を合わせる。


潤んだ目で見上げられて、
もうどうにかなっちゃいそう…


それに、アルコールのせいで、いつもより頭が回らない。


どうしよ…


この後って、何すればいいんダロウ…


「に、ニノ、ほんとにいいの？」


「いいっつってんだろ、あいばか！」


しびれを切らしたニノが、俺の肩をドンっと押して、
ベッドに寝かされた。


そしたらニノが上に乗ってきて…


え、え、え、？


「えええええ！ちょ、ちょっ、ニノちゃん！なにやって」
「あいばかがやんないなら俺がやる！」


まさかの立場逆転…


ってやばい…どうしよ…


「に、ニノ…」


慌てる俺なんかには目もくれず、自分の洋服をぱっぱと脱ぎ捨てる。


「相葉さん、脱がすよ？」


「う、うん…」


あっという間に素っ裸にされて、もう俺放心。


「相葉さん、優しくするから…ね？」


首をかしげられて、思わずこくんとうなずいた。


と同時に上から深いキスが襲う。


「んっ…んん…」


「…んっ」


静かな部屋の中に、キスのリップ音とくぐもった俺たちの声が響く。


やばい…きもちい…