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Love Wonderland

第1章 Special Day

♪ピンポンピンポンピンポーン


あ、やっと来た。


ってかチャイム鳴らしすぎ…


「はーい!」


ドアを開けると、いきなりぎゅーっと抱き締められた。


「いたいいたい…っ」


「にのーただいまー」


「お、おかえり…」


なんかいい香りがするーって笑いながら、相葉さんは部屋へ入っていった。


もう…調子狂うわ…


「あっ、からあげ!あっ、りんごジュース!」


豪華な食卓に子供みたいに目を輝かせる相葉さん。


「ね、ね、全部ニノがつくったの?」


「うん…一応…」


「ありがとうー!」


またぎゅーっと抱き締められて息が苦しい。


でも、あったかくて心地良かったりもする。


「よし!食べよう!」


相葉さんはにこにこしながらテーブルについた。


「「いただきます!」」


「うんま!」


「良かった…」


我ながらいい出来だと思う。


だって、料理初心者の俺だよ?


Jとかだったら分かるけどさ。


「美味しいよ、ニノ。ありがとう!」


とびっきりの笑顔でお礼を言われて、思わず顔が熱くなる。


嬉しいな…

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