
旅は続くよ
第33章 特別なキス
まだ苦しそうな表情の潤に、チュッと軽くキスすると
目を真ん丸くしてビックリしてた
A「大丈夫」
M「…何が」
A「ジャンジャン調子乗っていいよ。俺は大丈夫」
潤のしたいようにすればいい
俺はきっと受け止められると思うんだ
M「ジャンジャンって…。俺の話ちゃんと聞いてた?」
A「ふふっ、聞いてたよ」
M「なんでそれで大丈夫だって思うの…」
A「だって、特別だもん」
潤とキスすると、いつも思うんだ
潤と交わすキスは特別
今まで経験したどんなキスとも違う
蕩けるみたいで、蜂蜜みたいに甘くて、それでいて安心できて…
上手く言えないけど、潤とじゃなきゃ出来ない特別なキス
だったら、その先だって同じなんじゃない?
口で説明するのは上手い方じゃないけど、一生懸命伝えて
A「だから、きっと大丈夫」
自信満々にニッコリ笑顔も付けたのに、潤は額に手を当てて天を仰いだ
M「…どっから来んの、その自信」
A「お前が心配性なだけだって」
M「嘘だろぉ…」
A「あ、それにさ、俺が潤にやれば痛いんだろうけど。
潤なら俺より上手に痛くないように出来んじゃない?頭いいんだしさ」
M「…ハードルまで上げてるしぃ…っ」
A「あ、ごめんゴメン」
最後は子供が拗ねてるみたいな口調になったのが可笑しくって、つい笑っちゃうと
それを見つけた潤がますます拗ねたように口を尖らせた
参ったな
可愛くて仕方ないじゃん
こんなん見たら、いくらでも調子に乗らせてやりたくなっちゃう
思い切って、着ていたスウェットの上をエイッと脱ぐと
隣で天を仰いでた潤がギョッとした顔で俺を見た
M「何やってんの!?」
A「いっそ、もうさ。ヤッてみりゃいーじゃん」
M「はあ!?」
A「えーっと、ホラ、アレだ。『案ずるより産んだほうが安い』って言うじゃん」
全部脱いじゃった方がいいかな?
スウェットの下にも手を掛けると
M「待て待て待て!待って!!」
潤に慌てて抑えられてしまった
M「まー兄はホントにもう…!何だってそう思い切りがいいんだよっ」
A「何だよ、いーじゃん」
M「それに『案ずるより産むが易し』だし」
A「あ、そうそう。ソレ」
M「ったく…。ソレ、じゃねーよ…」
俺が投げ捨てた服を押し付けながら、潤が呆れたように溜め息をついた
目を真ん丸くしてビックリしてた
A「大丈夫」
M「…何が」
A「ジャンジャン調子乗っていいよ。俺は大丈夫」
潤のしたいようにすればいい
俺はきっと受け止められると思うんだ
M「ジャンジャンって…。俺の話ちゃんと聞いてた?」
A「ふふっ、聞いてたよ」
M「なんでそれで大丈夫だって思うの…」
A「だって、特別だもん」
潤とキスすると、いつも思うんだ
潤と交わすキスは特別
今まで経験したどんなキスとも違う
蕩けるみたいで、蜂蜜みたいに甘くて、それでいて安心できて…
上手く言えないけど、潤とじゃなきゃ出来ない特別なキス
だったら、その先だって同じなんじゃない?
口で説明するのは上手い方じゃないけど、一生懸命伝えて
A「だから、きっと大丈夫」
自信満々にニッコリ笑顔も付けたのに、潤は額に手を当てて天を仰いだ
M「…どっから来んの、その自信」
A「お前が心配性なだけだって」
M「嘘だろぉ…」
A「あ、それにさ、俺が潤にやれば痛いんだろうけど。
潤なら俺より上手に痛くないように出来んじゃない?頭いいんだしさ」
M「…ハードルまで上げてるしぃ…っ」
A「あ、ごめんゴメン」
最後は子供が拗ねてるみたいな口調になったのが可笑しくって、つい笑っちゃうと
それを見つけた潤がますます拗ねたように口を尖らせた
参ったな
可愛くて仕方ないじゃん
こんなん見たら、いくらでも調子に乗らせてやりたくなっちゃう
思い切って、着ていたスウェットの上をエイッと脱ぐと
隣で天を仰いでた潤がギョッとした顔で俺を見た
M「何やってんの!?」
A「いっそ、もうさ。ヤッてみりゃいーじゃん」
M「はあ!?」
A「えーっと、ホラ、アレだ。『案ずるより産んだほうが安い』って言うじゃん」
全部脱いじゃった方がいいかな?
スウェットの下にも手を掛けると
M「待て待て待て!待って!!」
潤に慌てて抑えられてしまった
M「まー兄はホントにもう…!何だってそう思い切りがいいんだよっ」
A「何だよ、いーじゃん」
M「それに『案ずるより産むが易し』だし」
A「あ、そうそう。ソレ」
M「ったく…。ソレ、じゃねーよ…」
俺が投げ捨てた服を押し付けながら、潤が呆れたように溜め息をついた
