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旅は続くよ

第47章 幸せな報告

でもさ

なんか、嬉しいかも…

今まで忌み嫌ってきた響きなのに、自然と翔ちゃんの顔が浮かんできて…

顔が緩んじゃうよ

そっか

今、俺と翔ちゃん…ラブラブ…

A「ま、俺と潤の方がラブラブだけどね」

N「おいっ!」

持ち上げといて叩き落すなや!

お前が言うから一瞬ラブラブ噛みしめちゃったのに

ったく、この人と来たらもう…!


顔を赤くしたままムキになった俺を見て

O「ふははっ」

さと兄だけが笑って、相葉さんはキョトンとしてた


O「雅紀、そんなにラブラブなんだ」

A「うんっ」

N「見りゃわかるでしょ。このしまりの無い顔」

A「何とでも言え。潤は『可愛い』って言ってくれるも~ん」

N「おえ」

O「潤はホントに雅紀好きだなぁ」

A「俺だってちゃんと大好きだもん。ギュウってされると超幸せになんの」

O「ギュウかぁ」

A「そ、ギュウって。チューもね、もう蕩けそうなのっ」

N「…はいはい」

A「ね、ニノは?」

N「はい?」

A「蕩けそう?」

N「何言ってんの、アンタ!」

A「え、チューまだ?」

O「まさか」

A「翔ちゃん意外とヘタレ?」

O「うちの弟に限ってそんな」

N「好き勝手言うなよ!翔ちゃんはそんなヘタレじゃ…」

そこまで言いかけてハタと気がついた

何だよ2人とも!

すげーニヤついてんじゃん!


A「ふ~~ん、チューしたんだ~」

O「やるなぁ、うちの弟」

N「バカじゃないの、アンタ達!」

危ないったらありゃしない

危うくいろいろ喋っちゃうとこだったじゃねーか!

…まあ、キスくらいしかしてないけどさ

付き合ったばっかだもん

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