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Ｎ「･･･翔ちゃんと、付き合うことになりました」

Ａ「おめでとう！！」

Ｏ「いよっ」

やっぱり食い気味に祝福してくれた相葉さんは凄くニコニコ笑ってて

さと兄は優しく何度も頷いて拍手してくれた


Ｎ「大げさなんですよ」

つい叩いてしまう憎まれ口は完全に照れ隠し

やっぱね、嬉しいもんなんだよ

世間一般的には大きな声で言えない恋だってわかってる

だからこそ、大事な２人に祝福してもらえて

自分の口から報告できて良かったな…

なんて心がジンワリ温かくなったのに


Ａ「で？どっちから告白したの？」

Ｏ「そりゃ翔くんだろ」

Ａ「わっかんないよ〜？だいぶ前からニノだって翔ちゃん好きだったし」

Ｏ「そうなの？」

Ａ「そうだよねぇ、ニノ」

Ｎ「はあ！？待て待て、何言っちゃってんの！？」

何を言い出すのかな、この人は！

俺が自分の気持ちに気づいたの、割と最近だよ？

そりゃ前から好きだったんだろうとは自分でも思うけど

なんで相葉さんが分かった風に言うんだよっ


Ａ「ありゃ。その顔は自分で気づいてなかった？」

Ｎ「…何が」

Ａ「翔ちゃんのこと、ずっと意識してたの」

Ｎ「ずっとって…、そんなに前からじゃないよ」

Ａ「え～、何言ってんの。結構前からだよ～？」


はあ！？

相葉さんにそんな事言われるくらいに意識してた？

俺が？

いつ？


Ａ「俺が多分そうかなって思ったのは、俺と潤が付き合いだした頃だけどさ」

Ｏ「そうなの？」

Ａ「うん。恋愛に対してヒネた事言う子だったのにさ、なんかちょっと変わったし。
見てるとね～、翔ちゃんの事目で追ってんのコイツ！」

Ｏ「マジで？」

Ｎ「嘘つけよ、お前っ！」

Ａ「ホーントだって！俺見てたもん！
離れたとこで翔ちゃんとさと兄が喋ってるの聞いてクスクス笑ってんの」

Ｎ「ええっ？してねーよ、そんな事っ」

Ａ「してたって！あとさ～、俺と喋ってんのに途中で翔ちゃん見て
『ねえねえ、翔ちゃん今日元気なくない？』とか言うの。どんだけ気にしてんだっつーの」

Ｏ「マジか」

Ａ「あとはねぇ」

Ｎ「お前、もう黙れよっ！」

Ａ「いーじゃん。照れんなよ～」

Ｎ「てっ、照れてなんか」

Ａ「ラブラブなんでしょ？」


ラ…、ラブラブだと？

まさか、そんな言葉を浴びせられる日が来るとは…！