イケメン戦国【織田信長】KISS~手料理はヒミツの味~
第1章 KISS~手料理は秘密の味~
私は信長様に呼び出され、天主へと来ていた。
小難しい顔をして待っていた信長様に見せられたもの。
それは『パン』だった……。
「先日訪れた南蛮の使者が持ってきたものだ。食べてはみたものの味がない。涼莉の元の世では、このような食べ物はあったか?」
「これは私のいた世では『パン』と呼ばれていた一般的な食べ物です。確かにこれだけでは味が薄いかもしれませんね。」
「貴様のいた世では親しまれていた物なのか。では、この『ぱん』はどうやって食べれば良い?」
「焼いたものにバターをつけて、朝餉にするのが一般的な食べ方ですが…この世にはまだバターがありませんね……」
「『ばたー』とは何だ?涼莉。どうやって作る?」
「ええっと、お店で買っていたので作り方は知りませんが………あっ!」
バターは作れないけど、パンを使って作れる料理もあるっ!
「このパンを使って、信長様に私が料理を作ってもいいですか?」
こうして私は、信長様に手料理を作ることになった。
▶▶▶
小難しい顔をして待っていた信長様に見せられたもの。
それは『パン』だった……。
「先日訪れた南蛮の使者が持ってきたものだ。食べてはみたものの味がない。涼莉の元の世では、このような食べ物はあったか?」
「これは私のいた世では『パン』と呼ばれていた一般的な食べ物です。確かにこれだけでは味が薄いかもしれませんね。」
「貴様のいた世では親しまれていた物なのか。では、この『ぱん』はどうやって食べれば良い?」
「焼いたものにバターをつけて、朝餉にするのが一般的な食べ方ですが…この世にはまだバターがありませんね……」
「『ばたー』とは何だ?涼莉。どうやって作る?」
「ええっと、お店で買っていたので作り方は知りませんが………あっ!」
バターは作れないけど、パンを使って作れる料理もあるっ!
「このパンを使って、信長様に私が料理を作ってもいいですか?」
こうして私は、信長様に手料理を作ることになった。
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