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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第1章 大宮 story

二宮「ここです」


家の目の前に車を停めてもらい
オーナーと二人で大野さんを抱えて家に入った


櫻井「何処に寝かせればいい?」

二宮「あっ、じゃあベッドに」


大野さんをベッドにドサッと降ろして
櫻井さんは安堵の表情を浮かべた


櫻井「ホントにごめんね、二宮くん。
初日からこんなで」

二宮「いや、そんな」



櫻井「智くんのこと、宜しく頼むね
じゃあ、俺はこれで」

二宮「お疲れ様でした」


櫻井さんを見送って部屋に戻ると
大野さんの半身がベッドから落ちかけてて
慌てて駆け寄って身体をキャッチすると
大野さんの腕が
俺の首に絡み付いた


大野さん…?


なんで俺
ドキドキしてんだ?






大野「しょー…ちゃん…」



… 。

そうだよね
この人やっぱり
本気でオーナーのことが好きなんだ

俺をオーナーと勘違いしてるのかな?


それなら…




自分の中で最大限に
オーナーに似せた低めの声で囁いた






二宮「…智くん、好きだよ」






このくらいの夢、
見させてあげてもいいよね?

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