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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第1章 大宮 story

二宮「大野さん。
酔ってるからって誰にでも『好き』とか言わない方がいいですよ?」

大野「しょーちゃんにしかいってないもん」

二宮「さっき俺に言ったじゃないですか」

大野「しょーちゃんとにのみやくんにしかいってないもん
しょーちゃんは
はい、はい。ってあしらってくれるから」



なんだよ、それ。



二宮「じゃあ。俺には、なんで?」

大野「にのみやくんもほんきにしないでしよ?こんなの」

二宮「わかんないですよ?そんなの」



ふっと肩が軽くなった



大野「するの…?ほんきにするの…?」





なんでそんな目、するんだよ





二宮「わかんないよ…」






もう一回。






二宮「大野さん」


大野「ん…?」



俺は残りのビールをグッと飲み干して
二本目も入るだけ口に流し込んだ



ふぅ………




二宮「もっかい、言ってくれません?
『好き』って」





大野「…すき。」

二宮「誰のことが?」




大野「…にのみやくんのことが、」

二宮「俺のことが、何? 続けて言って」








大野「…にのみやくんのことが、すき。」

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