夢。 〜 O×S×A×N×M 〜
第3章 バンビズ story
★翔Side★
潤「えっ…」
翔「引いたよね?
キモチワルイよね、」
潤「…そんなこと思ってないっ!!」
翔「彼も、最初はそう言ってくれてたんだ
だから…受け入れてもらえてると思ってた」
自分の中だけに留めてきた苦しみが
思考より先に言葉になって
次から次へと溢れた
翔「でも違ったんだ
彼は
興味本位で男の身体を試してみたかっただけだったんだって。
『気持ちは要らない』
って、ハッキリそう言われた…
『お前が女だったら付き合ってやったのに』
って…」
潤「…から」
翔「えっ…?」
潤「…もういいからっ!
苦しかったね、
辛かったね…
もう何も言わなくていいから…」
潤くんは
ギュッと僕の手を握ってくれていた
その上に
涙がポタポタと落ちていく
翔「このピアスも…本当はプレゼントされたものなんかじゃないんだ
彼が落としてったもの…
こんなものを…
何年もずっと大事に持ってたんだ
…馬鹿でしょ?
笑っていいよ…」
潤「…いいから。 もういいから…」
どうして?
どうして潤くんが泣くの
俺なんかの為に
綺麗な涙を流さないで
流さないでよ、潤くん…
潤「えっ…」
翔「引いたよね?
キモチワルイよね、」
潤「…そんなこと思ってないっ!!」
翔「彼も、最初はそう言ってくれてたんだ
だから…受け入れてもらえてると思ってた」
自分の中だけに留めてきた苦しみが
思考より先に言葉になって
次から次へと溢れた
翔「でも違ったんだ
彼は
興味本位で男の身体を試してみたかっただけだったんだって。
『気持ちは要らない』
って、ハッキリそう言われた…
『お前が女だったら付き合ってやったのに』
って…」
潤「…から」
翔「えっ…?」
潤「…もういいからっ!
苦しかったね、
辛かったね…
もう何も言わなくていいから…」
潤くんは
ギュッと僕の手を握ってくれていた
その上に
涙がポタポタと落ちていく
翔「このピアスも…本当はプレゼントされたものなんかじゃないんだ
彼が落としてったもの…
こんなものを…
何年もずっと大事に持ってたんだ
…馬鹿でしょ?
笑っていいよ…」
潤「…いいから。 もういいから…」
どうして?
どうして潤くんが泣くの
俺なんかの為に
綺麗な涙を流さないで
流さないでよ、潤くん…