アスタリスク【ARS.O】
第13章 ギター寺子屋【翔】
ヨシオ先生は店があるからと、先に公民館を出た。
「あの、櫻井さん。インターンの件では、お世話になりました。ありがとう…。」
アキさんが頭を下げた。
「もういいよ…。」
俺はアキさんの肩を軽く叩いた。
「それと、オジ…大野さんは元気にしてる?」
アキさんは遠慮がちに聞いてきた。
「お前んちにテレビがあれば毎日智くんの元気な姿が拝めるよ。ピンピンしてるよ。」
「そう、よかった…。」
本当に食事会から会ってないんだな。
「そうだ。」
アキさんがつぶやくと、和室の隅に置いていたバッグを持ってきた。
中から財布を出すと、一万円札を二枚取り出した。
「裸で悪いんだけど、これ大野さんに渡してくれない?」
「何だよ、借金の返済か?」
アキさんは首を横に振った。
「あの、櫻井さん。インターンの件では、お世話になりました。ありがとう…。」
アキさんが頭を下げた。
「もういいよ…。」
俺はアキさんの肩を軽く叩いた。
「それと、オジ…大野さんは元気にしてる?」
アキさんは遠慮がちに聞いてきた。
「お前んちにテレビがあれば毎日智くんの元気な姿が拝めるよ。ピンピンしてるよ。」
「そう、よかった…。」
本当に食事会から会ってないんだな。
「そうだ。」
アキさんがつぶやくと、和室の隅に置いていたバッグを持ってきた。
中から財布を出すと、一万円札を二枚取り出した。
「裸で悪いんだけど、これ大野さんに渡してくれない?」
「何だよ、借金の返済か?」
アキさんは首を横に振った。