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「アキ先生は嫌いじゃないけど、勉強は嫌い。」

「まぁ、俺もそうだった。高校３日でやめたし。」

「えー、ほんと？」

ミナミは驚いた。

「でもよミナミ、お笑いの養成所も月謝かかるらしいし、家族とよく相談しろよ。」

「そうなの？養成所ってお金がいるの？」

ミナミはハァとため息をついた。

「まぁ、お笑いでデビューしたら番組に呼んでやるよ。せいぜい頑張れ。」

ミナミは、ニッコリ笑った。

ゆるキャラみたいでかわいかった。

「約束よ？」

「んあ。」

俺はミナミと固い握手をした。