アスタリスク【ARS.O】
第5章 幸せな食卓
「やだ―!帰る!帰る!」
アキは、潤のマンションの下まで来て、急にごね出した。
「このマンションって、すごい金持ちが住んでるんだろ?アンタの友達って何者よ!絶対行かない!」
アキには、『友達のとこで飯食ってるから来い』としか言ってなかったから。
高級マンションに怖じ気づいたらしい。
何とか引っ張ってマンションのエントランスまで来たら、コンシェルジュが驚いてこちらを見た。
でもすぐに笑顔になって俺達に歩み寄った。
「松本様のご来客ですね。松本様からうかがっております。」
コンシェルジュはそう言うと、エレベーターのボタンを押してくれた。
アキが、コンシェルジュのすきのない身のこなしに気を取られてる間にエレベーターに押し込めた。
アキは、潤のマンションの下まで来て、急にごね出した。
「このマンションって、すごい金持ちが住んでるんだろ?アンタの友達って何者よ!絶対行かない!」
アキには、『友達のとこで飯食ってるから来い』としか言ってなかったから。
高級マンションに怖じ気づいたらしい。
何とか引っ張ってマンションのエントランスまで来たら、コンシェルジュが驚いてこちらを見た。
でもすぐに笑顔になって俺達に歩み寄った。
「松本様のご来客ですね。松本様からうかがっております。」
コンシェルジュはそう言うと、エレベーターのボタンを押してくれた。
アキが、コンシェルジュのすきのない身のこなしに気を取られてる間にエレベーターに押し込めた。