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☆ラリマーの扉☆

第17章 オレ様王子と感情薄き王女~ホルリside~

扉はいっぱいあって、開けてみるが

王女がいる気配しねぇな────…

ここは王座が置いてあるからな…違うし。

「やはり最上階か。捕らえるぞ」

そう言い、男は最上階の階段を駆け抜けた…

駆け抜けると、ロイヤル風の扉がある。

「開けるぞ…」

開けると、居るのはベッドに横たわる
王女──────…。

「ホルリ王女──…というのだな」

そうか──…
この王女をいただこう

ホルリ王女を抱えた。
男は窓に手をかざし、崩壊させる。

「帰ろう…オレの城へ…
もらったぞ。この王女は…」

朝の空に羽ばたく男と
未だ目覚めぬ捕らわれし王女

────…

「この破滅都市には二度と来ない」

男はフワッと消えた…。

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