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☆ラリマーの扉☆

第22章 告白を断った代償

「代償っ…なの!はらうわけないっ」

次第に強くなり、声が途切れ、息が荒くなる。

「払わなきゃおれがつまらない
体を捧げて終わった方が気持ちいいんだよ……」

なにを言っているんだ…こいつは!

「はっ…意味わかんな…きゃっ!」

最後まで言おうとした瞬間押し倒された。

「何だ…抵抗する気か?さりな」

「いやっ…やめて!」

「ふっ…なかなか面白い。嫌がられると萌えるんだよな」

最初の態度はどこにいったのだ、というくらい豹変している。

「あんたおかしいんじゃないのっ!?」

息の荒さは止まって、普通にしゃべれるが、夢羽に捕らえられているので口論しかできない。

「確かにな……さりなの言うとおりに、おれはおかしい。だけどあくまで趣味だ。理解してくれ」

「ふーん…というか離してよ」

腕も足も押さえられ、まさに床ドン状態。

「急かすな、さっきの続きいくぞ
さりな」

夢羽は服を乱暴に引き裂いた。

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