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☆ラリマーの扉☆

第4章 貴方から逃げて

丁寧にドアを閉め、迅速的に走っていった。

書き置きもなく、無言のサヨウナラ

貴方とはもう会えないわ

「京夜……ふふっサヨウナラ」

そういえば
貴方と会った時は

純白の白衣をまとってて、まるで天使のような男子だったわね…

「ぼくと…いっしょにいてくれませんか?」

ってかわいく言ってきたわね

でも貴方は天使でもなかった。
汚れし堕天使という名がふさわしい。

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