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☆ラリマーの扉☆

第4章 貴方から逃げて

他の女の子と遊んでたクセに……

はぁ。

もうその時からは
捨てられたんだなって思ったよ。

でも、その時はさ
そう思うのは早かった。

なぜなら、貴方に狂愛されていたからよ

強引なキス、貴方の好きな緊縛

そして、植え付けられたキスマーク。

もう、身が持たないくらいに
深く眠りに堕とすほどに愛されていたわね

「ぼくの百合子…見てても飽きない」

だなんて言って

いつしか私も
貴方との狂愛を受け取っていた……

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