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☆ラリマーの扉☆

第23章 流星と金星飴

「つらいよ…」

私はもう病んでしまった。
頭の悪さと実力の無さに…。

生きてる価値なんてないよね

「理解出来てる人ってすごいなぁ」

生きてる世界が違うみたい

もう死ねばいいのに、私────…

自分を責めることしかできない、なんてつらいの?

─────…


友よ…元気か…

忘れるなよ…私のことを

…あいらぶゆー。

「泣くしかないなぁ…」

もうどんだけこの部屋に捕らわれているのかな?

ねぇ……何時間いるのですか。

この日だまりの部屋で
自由と言う名の結界で─────…

この誰にも入れぬ領域で涙を流す 
姫リンネ─────…

その中に足を踏み入れるのは誰であろうか────…

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