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☆ラリマーの扉☆

第23章 流星と金星飴

あぁもう社会人の欠片もない。

高校生になれば生活はガラリと変わるのに…

叫びたい。
身も心も叫んじゃいたい

全身がこごえるほどにね

スマホいじりが楽しくてやめられない

────…もう

引きこもりの勇者だな。

あぁ、私の人生終わった。


好きに退学してくれ、もうひとつの人生よ…

スマホが人生だ……


なげくばかりの私に明日と未来はあるの?
あったとしても言い切れるのか?それが!

闇の勇者に

何を言うのだ!

あぁ……苦しめつけられる

縛りつけられる……

ひどくつらくかなしく

なんともいえぬ悲しさ。

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