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☆ラリマーの扉☆

第23章 流星と金星飴

私たち2人は教室へ向かった。

「おぉ!神咲!ひさしぶりだな!」

「おひさしぶりです!」

「ひさしぶり~リンネ!」

学校に来てよかったなぁ…
何もかもイヤだったんだよね、前は…

ひさびさに来るとこんな感覚か。

授業どこまで進んでるのかな…
遅れてるのは当然のことだけどね…あはは。

ああ……
もう今日は、授業参観に来た母親みたいに
しようっと…

じゃなきゃついていけないもの。

とりあえず1時間目…
1時間目は、理科だ。

「移動するよ、リンネ~」

「はーいっ」

導くがままについていくリンネ。

ひさびさの学校はどきどきするなぁ……

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