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☆ラリマーの扉☆

第32章 無口な執事に女装を

怖いのだろうか…?
でも…よく逃げ出さないわねぇ

お嬢様の命令には逆らえないというのか…?
そうだろうなあ。

無理にでも従ったのか
それとも、やりたくて従ったのか…

それがわからないの

感情が伝わらないのよね…

「終わりました」

そんなこと思ってると、秋野はもう着替え終わっていた。

「あら…素敵」

ウイッグがなくても美少女だわ。
ヘッドドレスが可愛らしさを引き立てる

毛もなくて…この顔立ちは
正真正銘の女性ね

相変わらず秋野はカオ真っ赤

「…///」

「秋野…あんたカオ真っ赤」

興奮したのかなぁ、じゃないよね

「…恥ずかしいのです」

無口なあんたでもこんな感情あるんだ…
知らなかった…

強い瞳で私を見つめるからよく分からなかったさ。

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