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☆ラリマーの扉☆

第33章 具現化した欲望

激しく動く秋野。

秋野の情熱が伝わる…

「くっ…お嬢様っ、叶美…」

「ううん…はぁ」

また…秋野も欲望を持っているのだろうか
私と同じ、欲望を…。

「溺れてしまえ…叶美」

白く、聖なる液を私の中にいれた。

「んん…はぁ…はぁ…」

秋野はソレをゆっくりと離した。
熱く持つ、ソレは欲望を断つ武器だ…。

「可愛いな、叶美。夢だけど一線を超えられたなぁ…現実でも一線こえられたらな…
いいのに。」

秋野は子守歌をささやくように、叶美に
言った。


叶美の夢は、儚い光によって
夢の幕を閉じた。

────…

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