テキストサイズ

☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

こんなにあっさり見つかるもんなのか。

さりなって。

小柄で、ツインテールの女子。

別人か?と思って頭をよぎったが
違う。

だって、さりなは
一瞬さげすんだような目で見たもんな。

だからさ

本当の

さりななんだよ………

「さりな…」

おれはさりなについていくことにした。

ストーカー…という
許されざる行為。

まぁいい、どさくさに紛れて歩くから。

ストーカーとは言わんだろ。

おれは小走りで
さりなを追いかける。

極寒の冬

白衣が舞う───…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ